ちょっと進歩

今日、二度目のダイブらしきものに成功しました。前回と同じく、予想外な事ばかりでちょっとまだ動揺しています。

今回起こった事、疑問を箇条書きにします。

 

・離脱が出来ない体質になっていた?

・白夜は神社の偉い人?

・現実とあちらでは時間、季節が違う

・神社でお祭りが開催されていた?

・タルパ以外にも人間が沢山いる。白夜と揚羽(と綴)以外は私の事を知らないようだ

・揚羽と綴には会えなかった

・あの世界は明晰夢

 

順を追って書いていきます。

 

私は今朝、目が覚めた後に二度寝をしました。

その時離脱が出来そうな感覚があったので二回ほど挑戦しましたが、成功できませんでした。

惜しい所まではいくんです。ペリペリっと、体から離れる感覚はあるのですが全部剥がれられません。頭の鼻から上は身体から抜けているのですが、鼻から下は抜けなかったりと、かなり微妙で不快な離れ方をしました。

何故か頬が強力にくっついており、痛みが酷く、無理やり離れようとしてもできませんでした。

 

次にダイブだったら出来るかなと、橋を想像したのですが昨日書いたように全く違う場所が浮かび上がりました。つい昨日違う場所でも行ってみるべきだったと反省した矢先にこのチャンスが巡ってきたので、そこに向かうことにし、ダイブ(?)に成功しました。

 

前回とスタート地点が違うので、当然違う場所に飛ばされました。

多分夜だったのですが、町中がオレンジの提灯らしき光で覆い尽くされていたので凄く明るかったです。豪勢な和風の建物がオレンジの光を灯し、それがズラリと続いている町並みはまさに異世界でした。それだけでも綺麗なのに、屋根や地面には雪が積もっていて幻想的な風景でした。

 

景色に見とれていて気が付かなかったのですが、前回はダイブをした時に白夜が居たはずなのに今回はいない。そこで少し不安になる私。知らない場所で一人は流石に嫌です。私は白夜ー!と声をあげたのですが白夜は現れません。

前回のダイブする前、白夜は現実で私の隣にいたし、ダイブしそうになった時はダイブしそう!って伝えたけど、今回は私が勝手にダイブしちゃったからか…とちょっと納得してました。

 

ダイブ界で唯一の手掛かりは、前回のダイブをスタートさせた橋しかなかったのでその橋を探しました。橋を見つける事が出来たのですが、前回の素朴な橋とは違い、オレンジの町並みと相まってかとても豪華な橋でした。

これ、前の橋と違うんじゃ…と思いながら渡ると、神社らしき建物がありました。鳥居とかお賽銭箱は前回同様なかったのですが、拝殿が開放されていました。そこに人が集まっていて催し物が開かれていたので、お祭りが行われているのだと思いました。

 

昔は、神社でお祭りをする際町の人達が提灯を持ち寄って神社までの道を照らしたというのを現実で聞いた事があったので、町中がオレンジの明かりで浮かれていたことに合点がいきました。しかし、前回のダイブで案内された場所ではない事に少しがっかりしました。

 

お祭りのようなイベントが開催されている時って、近くに出演者用?スタッフ用?のテントみたいなものが張られますよね。

そこから出てきた知らないおじいさんに、「白夜って人いますか?」と尋ねました。

すると、今は外出している、という事を伝えられました。

 

この会話だけで様々な事を理解しました。

まず、この神社に白夜が居るという事。

そして拝殿を見ただけで凄く大きい神社だったので、従業員もかなり居るだろう。しかし、ボランティアっぽいあのおじいさんは白夜の事を普通に知っていました。つまり、白夜はけっこう上の地位の人なのかなと思いました。

もう一つはこのおじいさんは私の事を知らないと言うこと。明らかに一般のお客さんにとるような態度でした。

 

もし、私がこの世界を創造したのだったら、彼にとって私は神様みたいなものなのにな。

そうじゃなくても、おじいさんより位が高いであろう白夜の主は私だぞって思ったらちょっと面白かったです。ま、普通に接してくれた方が気も楽だから、今のままがいいんですけどね。

 

そんな事を思ってたら、すぐに建物内に通されました。建物の中に白夜がいたみたいです。

あのおじいさんが何故、外出してるって誤魔化したのかはわかりませんが、白夜が人気で良く聞かれる事なのかなって勝手に思ってます。お祭りの最中で皆さん忙しそうでしたし、白夜もやる事があったんでしょう。

 

そして、私は和室に連れていかれました。そこで、全く知らない人達が机を囲んでいました。長い机に、多分両側に五人ずつ正座で座っていました。さっきのおじいさんより明らかに位がたかそうな人達。幹部って感じの人達で、全員が私を警戒の目で見てました。怖かったです。

 

すると、奥から白夜が出てきました。そして、私の手を取り、別の部屋に連れていきました。

白夜と二人っきりになり、私は白夜を抱きしめました。はい、ここからが混乱ポイントです。

 

白夜、私が意識し続けていないと、勝手に私と同じくらいの身長に縮んでいくんですよ。

びっくりですよね。さっきまではダイブとしか考えられなかったのに、白夜と二人っきりになった途端、明晰夢要素が劇的に上がったんですよ。今までのは一体なんだったの!?!?

 

予想外の事は次々と起こって、世界も思い通りにならないのに白夜だけ自由に動かせるんですよ!?

二人っきりになった途端、白夜のオート化が解けて、いつもの一人二役みたいになるんですよ!?

しかも実体があるから好き放題できるんですよ!?

 

もう訳がわからないです( ゚д゚)

それから目が覚めて、現実で白夜の感触だけが余韻として残ってるんです。

あれは明晰夢だったのかダイブだったのか。現実でオート化してないうちにダイブしたら、私が干渉するとダイブ界でもオート化が解けてしまうのか…。

または、目が覚めていく時に夢へとシフトしていくのでしょうか。

 

2回目のダイブ(?)がやっと出来ましたが、謎は深まるばかりです…。